詳しい施術内容 | 北九州・小倉北区の訪問マッサージ「ヘルポン」

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心地よいマッサージに加え、ストレッチや関節運動・ベッド上で可能な抵抗運動を取り入れることにより、「慢性的な痛みの緩和」や「身体機能の改善」をはかりADLの向上を目指します。

「動ける体づくり」に取り組みます

慢性的な痛みの緩和や機能改善をはかるために、当院ではマッサージに加え、ストレッチや関節運動・抵抗運動(筋力トレーニング)を数多く取り入れています。

人間の身体には200以上の骨が存在し、各骨にはそれぞれ関節が存在。あらゆる関節に拘縮・廃用性の筋委縮が顕著であるのが、訪問マッサージの対象者。

ストレッチ・関節運動により、関節の機能異常を改善し、ケガ防止や運動機能向上を期待できます。

実際の現場では、うつ伏せ(伏臥位)が難しい方が多いため、横向き(横臥位)・仰向け(仰臥位)でのメニューが豊富です。

施術までの流れ

①問診

現状を把握するために、いくつか質問させていただきます。

ご本人様とのやりとりが難しい場合、ご家族の方に同席いただくと大変助かります。

ケアマネジャーを経由する場合は「アセスメントシート」などで既往歴や現在の身体状況などをご確認させていただければ、本サービスへの移行もよりスムーズに行えます。

問診票イメージ

②触診

症状のある部位の状態を、触診にて確認します。

筋肉の張りや痛みの程度・触れられたときの感覚などから、多くのことを判断できます。

肌が触れ合うイメージ

③整形学検査

症状を誘発する誘導により、陽性となるのが整形学検査。

「どのような動きで症状が増悪するのか」が分かれば、身体にどのようにアプローチすべきを判断できます。

腰痛のイメージ

④神経学検査

神経症状が疑われる場合に行います。

しびれ・感覚低下・力が入りにくい、といった症状が顕著な場合、神経学検査が有効です。

神経学検査のイメージ

⑤評価と治療計画

問診や触診などから得た情報を集約したあと、症状や原因を判断し、治療プランを立てます。

日常生活動作の評価などから問題点をリストアップし、個々に適した治療計画を導きます。

評価と治療計画を立てるイメージ

マッサージ(さする・もむ・おす)

軽擦法(さする)からはじめ、必要であれば徐々に強度の高い手技を行い、関節運動につなげます。

弱い刺激の軽擦法は、

  • お体の状態を把握する
  • 手技による刺激の順応性を高める

といった点で優れた手技です。

その後、筋肉をもみほぐす手技である揉捏法(もむ)に続きます。

  • 新陳代謝を促し疲労を取り除く効果
  • 短縮した筋を伸ばして関節可動域を広げる効果
  • 関節の動きを妨げるような慢性的な拘縮を改善する効果

を期待できます。

更に必要であれば、母指(指圧)や手のひらでの圧迫法へ。

筋肉や神経を圧迫することにより、

  • 筋肉のこりをほぐす効果
  • 痛みの緩和
  • 血液やリンパの流れを良くする効果

を期待できます。

これらの手技により、症状緩解を目指します。

ストレッチ・他動的な関節運動

特にご高齢者では、関節に機能異常を起こしているケースが少なくありません。

動きの低下した筋肉・関節に、ストレッチ・関節運動により、柔軟性の向上・痛みの改善・運動機能の向上・突発的事故の防止など様々な効果が期待できます。

マッサージによって、

  • 血行促進
  • 筋緊張の緩和

など、筋肉が伸びやすい状態となるため、マッサージ後のストレッチは大変効果的です。

筋力トレーニング

筋力トレーニングといえば、「トレーニングマシン」などを思い浮かべるかもしれません。

しかし、特別な器具がなくても、施術者の手の負荷によって個々に適したトレーニングは可能です。

マッサージ・ストレッチ後の体が温まった後に、適度な筋力トレーニングを加えることで、ADLの改善、転倒予防、活動度の向上をはかれます。

心地よいマッサージの一環として行いますので、苦痛を感じることなく楽に継続いただけます。

運動が脳にもたらす効果は絶大です!

日々の施術で期待できる効果

  • 筋肉の緊張を和らげることでのリラックス感により、肉体的・精神的なゆとりができる
  • 関節の動きが改善し、痛みの緩和や運動機能の向上が期待できる
  • 柔軟性の向上によりケガの防止に役立つ
  • 全身の血行を促進することで自然治癒力を向上させる
  • 自律神経が活性化されることで、深いリラクゼーション効果が得られる

サラサラな血液は食事から。

施術内容の一部ご紹介

局所的な関節運動・ストレッチによって、身体機能の改善をはかります。

関節運動・ストレッチ

屈曲・進展・分回し運動

股関節の各方面への可動域の回復をはかります。

人の関節の中では最大で、通常の歩行時では体重の3~4倍・早歩きでは体重の約10倍もの荷重がかかるそうです。

肩関節の次に自由に動く関節であり、日常生活動作においては複合運動(屈曲と外転など2つ以上の動作を同時に行うこと)が連続して起こっています。

屈曲・進展・分回し運動

期待される効果
椅子からの立ち上がり動作・階段の昇り降り動作・床へのしゃがみこみや立ち上がり動作などの改善

外旋・内旋運動

日常生活動作において、単独でするような動きではありません。

しかし、歩行時の踵(かかと)が接地してから片足立位になるまでや、寝返り・起き上がりなど日常のさまざまなシーンで必要となる動きです。

外旋・内旋運動

期待される効果
股関節の可動域を広げ、外旋筋群などお尻のインナーマッスルがストレッチされ、股関節の安定性、動きをスムーズに

外転・内転運動

股関節外転運動などの開脚動作・横への移動・足を交差させる運動をスムーズに。

外転・内転運動

期待される効果
鼠径部痛・股関節の痛み・膝の痛み・骨盤のゆがみなどの改善

太もも内側(内転筋群)のストレッチ

股関節内転筋群を伸ばし、柔軟性をつけ、緊張の緩和や血行促進をはかります。

股関節外転運動などの開脚動作、横への移動をスムーズにします。

太もも内側(内転筋群)のストレッチ

期待される効果
鼡径部痛・股関節前面の痛み(腸腰筋腱炎)・膝の痛み・外側側副靭帯損傷・骨盤のゆがみなどの改善

太もも内側(内転筋群)のストレッチ

お尻周辺の筋肉(大殿筋・中殿筋・梨状筋)を伸ばし、柔軟性をつけ、緊張の緩和や血行促進をはかり、歩行時の股関節を曲げる動きをスムーズに。

これらお尻周辺の筋肉は、歩行や姿勢の維持に関わり、人が活動するうえで欠くことのできないものです。

太もも内側(内転筋群)のストレッチ

期待される効果
脊柱管狭窄症・梨状筋症候群・腸脛靭帯炎・尿もれ・骨盤のゆがみなどの改善

太もも裏側(ハムストリング筋)のストレッチ

大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋などの太ももの後ろ側がストレッチされ、膝関節の伸展動作、歩行動作をスムーズに。

この動きは腰椎の整形学検査法として坐骨神経や椎間板病変の検査(SLRテスト)としても使われます。

太もも裏側(ハムストリング筋)のストレッチ

期待される効果
腰痛・坐骨神経痛・膝の痛み・内外側即副人体・前後十字靭帯損傷・半月板損傷・膝蓋靱帯炎などの改善

ふくらはぎ裏側(腓腹筋・ヒラメ筋)のストレッチ

ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)を伸ばし、柔軟性をつけ、緊張の緩和や血行促進をはかります。

この筋肉は、足のつま先を伸ばす(底屈)といった動作に関わり、階段の昇り降りや歩行などの動作をスムーズにします。

ふくらはぎ裏側(腓腹筋・ヒラメ筋)のストレッチ

期待される効果
腓骨筋腱炎・アキレス腱炎・足関節捻挫・足底筋膜炎・足のむくみ・だるさ・足がつるなどの改善

手指関節の伸展運動

脳梗塞などによる後遺症(マヒ)のある方では、手指を握りこんでしまった状態から開けないことがあります。

相手の手背小指側から術者の示指を指し入れ、母指を握りこみながら、四指を優しく開いていきます。

手指関節の伸展運動

期待される効果
手指の屈筋群の萎縮を緩和し、指関節の拘縮を改善

血圧を下げるにはストレッチも効果的です。

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その他のストレッチメニュー

ご高齢者でも受けていただきやすい「仰向け」と「横向き」でのストレッチメニューの一部をご紹介します。

上肢のストレッチ

前腕屈筋群

前腕屈筋群ストレッチ

前腕屈筋群がストレッチされ、手関節・指関節の動きがスムーズに。

前腕伸筋群

前腕伸筋群ストレッチ

前腕伸筋群がストレッチされ、手関節・指関節の動きがスムーズに。

上腕二頭筋(横臥位)

上腕二頭筋(横臥位)ストレッチ

肘関節の曲げ伸ばし・肩関節の動きがスムーズに。

上腕二頭筋(座位)

上腕二頭筋(座位)ストレッチ

肘関節の曲げ伸ばし・肩関節の動きがスムーズに。

 上腕三頭筋(横臥位)

上腕三頭筋(横臥位)ストレッチ

肘関節の曲げ伸ばし・肩関節の動きがスムーズに。

下肢のストレッチ

内転筋群(仰臥位)

内転筋群(仰臥位)ストレッチ

股関節の外転運動などの開脚動作、横への移動がスムーズに。

内転筋郡+手掌圧迫

内転筋郡+手掌圧迫ストレッチ

股関節の外転運動などの開脚動作、横への移動がスムーズに。

両内転筋群(仰臥位

両内転筋群(仰臥位)ストレッチ

股関節の外転運動などの開脚動作、横への移動がスムーズに。

内転筋(仰臥位)

内転筋(仰臥位)ストレッチ

太ももの外転筋がストレッチされ、股関節外転運動などの開脚動作、横への移動がスムーズに。

外転筋(横臥位)

外転筋(横臥位)ストレッチ

太ももの外転筋がストレッチされ、股関節内転運動、足を交差させる運動がスムーズに。

外転筋(仰臥位)

外転筋(仰臥位)ストレッチ

太ももの外転筋がストレッチされ、股関節内転運動、足を交差させる運動がスムーズに。

外転筋(仰臥位)

外転筋(仰臥位)ストレッチ

太ももの外転筋がストレッチされ、股関節内転運動、足を交差させる運動がスムーズに。

股の内旋筋(仰臥位)

股の内旋筋(仰臥位)ストレッチ

お尻のインナーマッスルがストレッチされ、股関節の安定性、動きがスムーズに。

股の内旋筋(仰臥位)

股の内旋筋(仰臥位)ストレッチ

お尻のインナーマッスルがストレッチされ、股関節の安定性、動きがスムーズに。

ハムストリングス(仰臥位)

ハムストリングス(仰臥位)ストレッチ

大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋などのももの後ろ側がストレッチされ、膝関節の伸展動作、歩行動作がスムーズに。

ハムストリングス(仰臥位)

ハムストリングス(仰臥位)ストレッチ

大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋などのももの後ろ側がストレッチされ、膝関節の伸展動作、歩行動作がスムーズに。

中殿筋(仰臥位)

中殿筋(仰臥位)ストレッチ

歩行時や直立時の骨盤の安定性を高め、動きをスムーズに。

大腿四頭筋(仰臥位)

大腿四頭筋(仰臥位)ストレッチ

大腿四頭筋など、ももの前側がストレッチされ、膝関節の屈曲動作、歩行動作がスムーズに。

大殿筋(仰臥位)

大殿筋(仰臥位)ストレッチ

大殿筋など、お尻の筋肉がストレッチされ、股関節を曲げる動きをスムーズに。

殿筋(仰臥位)

殿筋(仰臥位)ストレッチ

大殿筋など、お尻の筋肉がストレッチされ、股関節を曲げる動きをスムーズに。

ふくらはぎ仰臥位)

ふくらはぎ(仰臥位)ストレッチ

腓腹筋などのふくらはぎの浅部の筋肉をストレッチし、足関節・膝関節の動き、階段の昇降、歩行動作などをスムーズに。

ふくらはぎ(仰臥位)

ふくらはぎ(仰臥位)ストレッチ

ヒラメ筋などのふくらはぎの深部の筋肉をストレッチし、足関節の動きの改善、階段の昇降、歩行動作などをスムーズに。

前下腿部 (仰臥位)

前下腿部 (仰臥位)ストレッチ

前脛骨筋などのすねの筋肉をストレッチし、足関節、階段の昇降、歩行などの動作をスムーズに。

前下腿部+プレス (仰臥位)

前下腿部+プレス (仰臥位)ストレッチ

前脛骨筋などのすねの筋肉をストレッチし、足関節、階段の昇降、歩行などの動作をスムーズに。

上記ストレッチメニューは、どなたにでも行うわけではありません。あくまでも参考としてご覧ください。骨密度・後遺障害・既往歴など、各自の身体状況に配慮した無理のないストレッチを行います。

全国手技療法協会認定のスクール事業も展開する当院だからできること

当院が運営する手技療法スクールでは、実績40年以上のノウハウを生かした実践的な手技にもとづく資格認定も行っております。

認定資格の一例として、介護業界に従事するスタッフ向けの手技資格があります。

認定証を発行する全国健康ケア協会の特別顧問として、広島国際大学の総合リハビリテーション学部の特任教授で主な著書として「理学療法のとらえかた」や「図解・理学療法技術ガイド」で有名な河村光俊先生がいらっしゃいます。

この資格は2020年時点で171の企業・団体で延べ1.521名を超える介護スタッフや看護師・理学療法士・作業療法士などの方々が取得した実績があり、この手技療法を受けていただく多くの人に喜ばれています。

当院では、運営する手技療法スクールとの相乗効果により、施術面におきましても高いレベルでのサービス提供が可能となります。

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